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可視光用の照度計(家庭・事務所・店舗・美術館などの明るさをLUX単位で測る照度計)と違い、紫外線用の照度計の全てに適用される規格は未だ整えられていません(ごく一部の限定された用途でJIS化の作業は行われているようです)。
各社の相対分光感度は、365nmの輝線を主体とした光源による照度を測定する目的で作られていても、測定のピーク波長(相対分光感度特性が1で示されている波長)を初めとして、短波長側(300nm〜310nm前後)と長波長側(380nm〜400nm前後)の立ち上り、立ち下ろしの波長とその前後の曲線が少しずつ異なっています。
またCOSθ特性と言われている受光器の持つ受光角特性も理想曲線に近づけようと、設計面で努力されていますが、中々実現されていないのが現実です。
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